質疑応答集

MagicLeap版GyroEyeご紹介ウェビナー質疑応答集

MagicLeap版GyroEyeご紹介ウェビナーでの質疑応答コーナーの内容です。

価格・購入先

Magic Leap 2のみのお求めはMagic Leap 社へお問い合わせください。
https://www.magicleap.io/ja-jp/

GyroEye Webデータコンバータ

初期費用75万円 / 次年度以降30万円(年間)

MagicLeap版GyroEyeビューワ

10万円(買取)

※上記は税別価格です。
GyroEye WebデータコンバータはHoloLens版やiOS版と共通です。既存ユーザ様は現在お使いいただいているGyroEye Webデータコンバータを、そのままお使いいただけます。

位置精度

HoloLens 2とMagic Leap 2での、具体的な表示精度の比較は実施していません。
社員の使用感ベースでは、原点から一度離れて戻ってきたとき、HoloLens版GyroEyeビューワでは位置ずれが起こることがありましたが、MagicLeap版GyroEyeビューワでは、そういったことが起こりにくくなっていると感じています。

たとえば1階から2階に移動するような、上下の移動に着目した観点のテストを実施していないため、お答えいたしかねます。今後、検証を検討しますが、基本的にはその階ごとに別途基準点を設定して位置合わせを行う運用が望ましいと思います。

高さ方向の精度というより水平面の傾斜の精度ですが、それについてはハードウェアの設計思想の違いからHoloLens 2のほうが安定しています。ただ、アプリ側が3点配置を実現することでハードウェアの精度をある程度補正することが可能になります。どの程度改善するかはまだ検証が必要です。

未対応機能

オクルージョン機能に限定して回答します。
残念ながら、オクルージョン機能には対応しておらず、実装の予定もありません。

透過描画方法の変更については、次回リリースでの対応を検討中です。

スケジュールは未定ですが、来年の頭頃の実装を検討しています。

MagicLeap版GyroEyeビューワでは、主に以下の機能が未実装です。

  • エアタップ配置(コントローラ配置に変更)
  • 計測
  • 空間メッシュ
  • アンカー表示
  • ジェスチャによる位置やスケールの変更

計測機能の実装のスケジュールや実装の可否に関しては検討中です。

HoloLens版GyroEyeとの違い

HoloLens版GyroEyeビューワからMagicLeap版GyroEyeビューワへのライセンスの移行はできません。
これまでWebデータコンバータで作成したプロジェクトは、MagicLeap版GyroEyeビューワでも使用できます。
MagicLeap版GyroEyeビューワでは、HoloLens版GyroEyeビューワに比べ、一部使用できない機能があります。

HoloLens 2に比べてMagic Leap 2は、視野角が広いことのほかに、ディスプレイ部分の重量が半分以下であることやディミング機能が搭載されていることに違いがあります。Magic Leap 2はHoloLens 2より高速なプロセッサが用いられており、同じ3Dモデルの場合、より高速に表示することができます。また、HoloLens 2はヘッドセットのみで構成されていますが、Magic Leap 2はディスプレイ部分のあるヘッドセット、コンピュートパック、コントローラで構成されています。

予定はありませんが、精度の検証はユーザ様の現場のご協力をいただきながら行いたいと思っております。また、結果の発表は、ウェビナーやホームページなどで行う予定です。

MagicLeap版GyroEyeビューワでは空間メッシュの表示はできませんが、HoloLens版GyroEyeビューワのように空間マッピングを行っています。

使い方

当方では把握していない現象です。手順や条件により発生する不具合の可能性があるため、再現手順やサンプルデータをいただければ、より対応を進めやすくなります。サポート窓口までお問い合わせください。

GyroEyeサポート窓口
メールによるお問い合わせ先 https://www.gyroeye.jp/inquiry/
お問い合わせフォーム https://www.gyroeye.jp/inquiry-form/

長時間連続使用や、気温の高い場所での使用によりHoloLens 2が熱を持っている場合は、以下の対処を行うことで改善する可能性があります。

  • 作業の休憩時間に、HoloLensもスリープ状態にして休ませる
  • 充電器を外して使用する
  • 直射日光を避け、10℃から35℃の環境で使用する
    ☆屋内でも窓や天窓からの直射日光は避ける
  • 冷却を行う

墨出しなどでマーキングを行う際、Magic Leap 2を装着した状態で地面や床面に近付くと、カメラとセンサーの空間認識が正常に行われずロストする可能性があります。そのため、HoloLens版GyroEyeビューワを使用する際と同じように、長い指示棒やレーザーポインタなどを使用し、なるべく高い位置からマーキングする位置を指し示す必要があります。

当方では把握していない現象です。デバイスの違い等により再現するものの可能性があるため、確認します。再現した場合、次回リリースでの不具合修正対応を検討します。

当社では試していないためあくまで仮説ですが、たとえば、コンピュートパックを空調服の中に入れて冷やしながら使用することで、ある程度屋外でも使用できるかと思います。
なお、外出しになっているコンピュートパックだけ冷やせば良いのか、ヘッドセットも冷やさなければならないのかは未確認です。

稼働時間は約3.5時間です。モバイルバッテリーを使用しながら利用することも可能です。

その他

現時点では、Apple Vision Proに対応する予定はありません。
GyroEyeは現場でご利用いただきたいという思いがあります。Apple Vision Proは、外のカメラで撮影している映像を中に映す、いわゆるビデオパスという種類のデバイスです。若干の遅延が発生することや、電源が何かしらの影響で落ちた際に視界が真っ暗になってしまうため安全性の観点から、Apple Vision Proを屋外で使用することは難しいという判断をしています。そのため、現状Apple Vision Pro版をリリースをする予定はありません。
屋内での使用や、たとえば設計のみなさまにご利用いただくような用途ではご利用いただけるかと思いますので、引き続き検討は行います。

HoloLens版GyroEyeビューワ用にご購入いただいたビューワライセンスは、MagicLeap版GyroEyeビューワでは使用できません。
MagicLeap版GyroEyeビューワ用のライセンスは新規にご購入ください。

現状は同様の容量制限ですが、今後より多くのデータが扱えるように検討いたします。

GyroEye + Magic Leap 2のレンタルは、横河レンタ・リース様から11月頃開始を目標に準備を進めています。
正式にレンタル開始となりましたら、当社よりご案内させていただきます。
※協議中の事項を含みますので、現時点での横河レンタ・リース様への問い合わせはご遠慮ください。

現時点ではありません。安心してお使いください。

安定性

Magic Leap 2はプロセッサもメモリ容量もアップグレードされているため、本体の排熱に気を付けていればHoloLens 2よりもハードウェアとしての安定性は向上すると思われます。

仕様

テクスチャは、外部テクスチャの参照情報を持つファイル形式(FBX,OBJ)で、反映することができます。

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