
GyroEye
錢高組、ユアサ商事、インフォマティクスは共同で、MR(Mixed Reality)によるコンクリート締固め管理システムを構築し、実証実験により実用化に目途をつけました。
コンクリート構造物の品質は、コンクリート打込み時の締固め作業に大きく左右されます。従来、コンクリート締固め作業は、現場作業員の目視による経験的な判断に委ねられているところが大きく、効果的な締固めには熟練度が必要とされています。一方、近年のMR技術の進展は目覚ましく、あらゆる場面で品質管理や生産性向上に役立てられています。
そこで、コンクリート締固め作業の品質確保と省力化(生産性向上)を図るため、MRによりリアルタイムで、コンクリートの締固め位置と締固め程度を色と数値で「見える化」するシステムを開発しました。